結論からいうと本棚がうちのダイニングには必要だった。
ダイニングは片付けても、すぐに散らかってしまう場所だと観念していた。自分以外の誰かと一緒に住んでいるから、自分がきれいにしたくても、他の誰かが散らかしてくれる。諦めるが早い。
片付けの基本はもとある場所にものを戻していく行為であるが、うちの場合、もとある場所そのものがないものが多いと薄々感じていた。きっとすぐに散らかってしまう原因はここにあるに違いない。帰る場所がない有象無象のモノたちはたちまち、テーブルやカウンターの上を乱雑に占領するのである。
同様に、子供部屋の汚さも見るに耐えないものがあった。そこで新年早々、子ども部屋に本棚を新しく買い入れた。子供の成長に伴って、今まで使っていた本棚では容量が間に合わないと思ったからだ。そして、今まで使っていた子ども部屋の本棚をリビングへ移動することにした。
キッチンの前のカウンターがいまひとつ上手く活用できていなかったので、この部分に本棚を増設することは、前からぼんやりと考えていたことではあったが、実際移動してみて、ここまでフィットするとは思わなかった。背の方は巾木のない場所だったから、ピッタリと収まって、とても満足。既製品の本棚とカウンターの間には当然微妙な隙間が空いたが、そこは新聞紙置き場としては最適な場所であった。ちょうど一週間文の新聞が入るのである。また、iPadを置く場所としても最適な場所であった。
これから、この本棚が我が家のダイニングを秩序あるものにしてくれるのか、それは私達家族次第ではあるが、なんだかとても期待させてくれるのである。
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