一昨日、久しぶりに、家に客を招いて一緒に食事をした。随分一生懸命、家をきれいにしたので、そのきれいさが今も残っている。朝の光が差し込んできた瞬間、晴れ晴れとした気分となり、生活の豊かさを思った。
一昔前、いや二昔前の家には応接間や立派な和室があったことを思い出した。家というものは常に急な来客にも対応できるようになっていたのだ。
私の知る限り、お客を家に招かないし、招かれてもしないという人が多くなっている。住宅の間取りがLDKを中心とするようになって久しいが、間取りの変遷をみれば昔のほうが豊かな暮らしをしていたといわれかねないものだ。時代ともに自分勝手で怠惰なものがどんどんと住宅を蝕んでいるような気がする。
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